春ノチ晴レ日記

茨城の片田舎でちいさな人と生きる毎日。発見したこと、作ったものの記録

今年もやって来ました、栗の季節が。 私も息子も大好物の栗。ご近所さんに頂いたり、拾ってきたり、産直や道の駅を覗いてはあるとついつい買ってしまう。栗が手に入ったらすぐに食べたい気持ちをぐっとこらえて、冷蔵庫の野菜室へ。10日から2週間ほど寝かせ…

蓮根

お隣さんから蓮根をいただいた。 知り合いから沢山頂いたので食べきれないからと、大きな節たっぷり三つ分も。有難い。 シンプルに焼いたり、はさみ焼きにしたり、薄くスライスしてチーズと一緒にガレット風にしてなど、試行錯誤しながら蓮根料理を堪能した…

再会

先日、息子といつものコースを散歩していたときのこと。 田んぼ脇の用水路にふと目が留まり、思わず二度見する。 むむむ、そこには大きくは無いけれど存在感のあるマッカチンが居た。 思わず「マッカチンがいるーーーー!」と息子に叫ぶ。マッカチンとはアメ…

思いつき

まずは質より量なのかもしれない。

花のことば

散歩の途中、足元に薄紫色の花弁が落ちているのが目に入った。 よく見ると、あちらにもこちらにも。 藤の花?いや季節的にそんなはずはないよなと思いながら視線を上げると、そこには綺麗な葛の花が私に微笑みかけていた。 「顔を上げてごらん、下ばかり向い…

夏よ、あと少しだけ。

今年も我が家のスイカは豊作だった。 美味しいスイカを作る秘訣は肥料に米糠を混ぜること。 いかにも私が育てているみたいだけれど作っているのは私ではなく、主に世話をしているのは父で私は専ら食べる専門である。 畑にごろごろと実った小玉スイカは毎日ほ…

家守さん

洗面所の天井にヤモリが居るのを見つけた。 屋外では良く見かけたけれど(夜、ガラス面に張り付いて居るのを室内側からお見かけすることはよくある)家の中に出現したのははじめてだったので、ひと騒ぎした。薄ピンクと薄緑色の混じった透き通った身体とくり…

人生初の〇〇

先日、かき氷をはじめて口にした息子。 冷たい舌の感覚にびっくりした様子で目をぎゅーっと瞑る。少しして目を大きく開くと「もっかい!」。人生初のいちご味の赤いかき氷は、冷たくて甘くて美味しかったみたいだ。 今まで絵本だったり紙の工作で知っていた…

夏空の彼方

近所に住むおばあちゃんが亡くなった。 実の祖母ではないが、徒歩2分で行ける距離に住んでいて小さい頃から可愛がってもらった。名前はサクちゃんという。若い頃にご主人に先立たれ、子どもを持たなかったので長いことひとり暮らしだった。畑仕事、草刈り、…

経年変化

それは突然現れた。 鏡を毎日見ているはずなのになぜ今まで気が付かなかったのか。不思議でならない。 私は右のもみあげにほくろがある。なかなかの存在感のあるほくろ。それに並んで負けないくらいの大きさのほくろが出現した。ある日突然できたのか。一定…

人生の先輩

写真家中川正子さんの新刊エッセイ「みずのした」を読んだ。 昨年10月に50歳を迎えた彼女。日記、ブログ、SNSなどで過去に綴ってきた自身の言葉を振り返りながら、今の彼女が過去の彼女に向けて語りかけるような往復書簡だ。 ネットで注文した本が手元に届い…

お風呂のお助けマン

2歳7ヶ月の息子はいやいや期ど真ん中。ザ・反抗期である。 朝の着替えはオムツ換えない、このままがいい。朝ごはんは出されたものじゃ嫌、お菓子がいい。おでかけも車に乗せるまでに一苦労なのに、目的の児童館に着けば車から降りないし、やっと降りたかと思…