春ノチ晴レ日記

茨城の片田舎でちいさな人と生きる毎日。発見したこと、作ったものの記録

お風呂のお助けマン

2歳7ヶ月の息子はいやいや期ど真ん中。ザ・反抗期である。

朝の着替えはオムツ換えない、このままがいい。朝ごはんは出されたものじゃ嫌、お菓子がいい。おでかけも車に乗せるまでに一苦労なのに、目的の児童館に着けば車から降りないし、やっと降りたかと思えば帰る!!と泣き叫ぶ。

とにかく、環境を変えることが嫌らしい。今自分が落ち着いている快適な状況を変化させることが怖いのかもしれない。とにかくこだわりと自己主張の連続。

一日の中でも夜のお風呂が最大の難関だ。夕方以降はこちらも体力が落ちて来ているので、これから歯磨き→寝かしつけと次々待ち受ける課題にブルーになりつつも、ここを通過せねば一日が終わらない。時間は刻々と過ぎていく。

お風呂入ろう!と言っても、嫌だ!という返事しか返ってこないのは分かりきっているので、どうやってその気にさせるか、こちらも頭フル回転で考える。楽しくなければ彼の心は動かない。

おもちゃ入りの入浴剤、水鉄砲、小さなおもちゃやブロックを氷の中に固めてお風呂で溶かす救出ゲーム、お風呂のお絵描きセット、ペットボトルのぺっちゃん、アヒル船長、トミカの車たち。もう我が家のお風呂はおもちゃ箱だ。

そこに先日また更にお風呂アイテムを追加投入した。水を流すとくるくる回る水車、壁面にペタペタするパズル、高く潮を吹き上げる鯨さん。プラスチック製品はなるべく増やしたくない、おもちゃはできるだけ手造りしたい、など頭にあった理想は一旦全部捨てて、時間と体力をお金で買った。

店に行けば便利なものはたくさん売っている。問題や課題があるから解決するための商品が生まれる。どの家の親もみんな困り果てているんだなと思って少し励まされた気持ちになる。何が彼にヒットするか分からないから手探りでやっていこう。

今日も明日も戦いが待っている。

でもこの戦いはいつか必ず、終わる。