春ノチ晴レ日記

茨城の片田舎でちいさな人と生きる毎日。発見したこと、作ったものの記録

経年変化

それは突然現れた。

鏡を毎日見ているはずなのになぜ今まで気が付かなかったのか。不思議でならない。

私は右のもみあげにほくろがある。なかなかの存在感のあるほくろ。それに並んで負けないくらいの大きさのほくろが出現した。ある日突然できたのか。一定の時間をかけてじわじわ大きくなっていったのか、ならば、なぜ今まで気が付かなかったのだろう。子育てに忙しかったから?自分の顔に興味がないから?そんなはずはないんだけどな。しかもぷっくり立体的に盛り上がっているからほくろというより黒いイボだ。

それはきっと老化の一種なのかもしれない。

白髪が出るのは人より早かったけれど、出産してからまた一層増えた。顔のシミも随分と目立ち始めた。若いころは日焼け止めも塗らず、スキンケアも怠ってきたから仕方ない。裁縫の針に糸が通りにくいなと思ってこれが老眼というものなのか!とはっとした。日々着実に歳を重ねてきている。

とほほ、と思うようなことばかりだけれど、そんな体も丁寧に磨いて手を掛けてあげればまだまだ輝くかもしれない。若々しさとはかけ離れてしまったけれど、今の自分だから楽しめるお洒落を探っていきたい。

自分の肉体を大切にしてあげるのも、手を掛けてあげるのも自分にしかできないことだから、体が喜ぶものを食べたり、疲れたらしっかり休むとかそういうことも含めて。

久々に足にペディキュアを塗った。恐らく最後に塗ったのは息子が生まれる前だったと思うから約3年ぶり。キラリと光る爪がきれいで嬉しい。

そういえば小学生の頃、膝小僧にミッキーマウス型のイボができたことがあった。

親戚のおばちゃんが無花果の液を塗ってくれたら、ものすごい痒みの後で翌日ポロリと取れたことを思い出した。今回も無花果塗ったら取れるかなと思ったが、このままでいいや。これも私の生きてきた証だ。