春ノチ晴レ日記

茨城の片田舎でちいさな人と生きる毎日。発見したこと、作ったものの記録

蓮根

お隣さんから蓮根をいただいた。

知り合いから沢山頂いたので食べきれないからと、大きな節たっぷり三つ分も。有難い。

シンプルに焼いたり、はさみ焼きにしたり、薄くスライスしてチーズと一緒にガレット風にしてなど、試行錯誤しながら蓮根料理を堪能した。シャキシャキした食感、白くきれいな肌。噛むと糸を引く新鮮なとても美味しい蓮根だった。

秋は美味しいものの季節。涼しくなってくると急に食欲も湧いてくる。

スーパーや八百屋に行けば旬の美味しいものが手に入るけれど、残念なことにこれから高齢化や天候不順などで農家さんは減っていくだろうし、物価上昇は止まらないだろう。そう遠くない未来に当たり前と思っていたことが当たり前ではなくなるかもしれない。

簡単なことではないけれど、自分で食べるものくらいは自分で作れるようになりたい。たくさん出来たものは周りの人に分配して、もしいただける物があればありがたく受け取る。これからの時代にに“物物交換“は益々有効な手段かもしれない。お互い持ちつ持たれつ、お財布に余裕はなくても心にだけは余裕を持って、時代に左右されず生きていけるようになりたい。蓮根の美味しさを噛み締めながらながら思う秋の夜。